主張

原爆の日 脅威見据え議論すべきだ

 それだけではなく「広島」を、偏った反核平和運動の象徴としてきた歴史がある。

 8月6日には各種の団体が広島に集まり、政治的なアピールを行うのが恒例化している。最近では脱原発や安全保障関連法批判が繰り広げられた。

 この日は、何より慰霊の日である。犠牲者の遺志をくみ、平和な社会を現実のものとして築こうと誓う日にほかならない。

 そうした勢力は、わが国の安全を高めることに寄与する安保法制に、「戦争法」などと短絡的なレッテルを貼って難じてきた。では北朝鮮の脅威を防ぐために何をするのか。目をつむるのか。

 このような運動が原爆の日を利用することは、犠牲者にもはなはだしく礼を欠く。

 7月には核兵器禁止条約が国連で採択された。しかし、核保有国や「核の傘」のもとにある日本は参加していない。

 核兵器廃絶という理念は理解するとしても、核の脅威が増している現実を、理念ゆえに見失っては、本末転倒でしかない。

 現実に平和を守ることこそ、犠牲者に対する責務である。

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