主張

原爆の日 脅威見据え議論すべきだ

 広島は、被爆から72年の原爆の日を迎えた。

 追悼の念と、平和への思いを新たにしたい。

 そして平和を願えばこそ、現実の脅威を見据えた議論が必要なことを、この日に確認したい。

 北朝鮮の相次ぐミサイル発射や核実験で、わが国の安全保障環境は格段に悪化している。

 7月末には、深夜に大陸間弾道ミサイルが発射された。北朝鮮の弾道ミサイルの発射は、今年すでに11回目になる。この現実から、目をそむけてはならない。

 ミサイルについて、内閣官房は国民保護ポータルサイトで落下時の注意事項を啓発している。各地で避難訓練も行われている。

 しかし例えば、敵基地攻撃能力保有の議論は遅れ、実現にはなお遠い。抑止力ともなる「矛」は米軍頼みなのが現状である。迫り来る核兵器の脅威に備えた体制を、早急に築かねばならない。

 唯一の被爆国という歴史は、核への過剰な忌避感をわが国にもたらすことになった。

 悲惨な体験を繰り返させまいと願う気持ちは尊い。しかし空想的な平和主義や、安全保障について思考停止しているような状態で、平和は守れない。

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