48キロ級の近藤亜美が「大人」の自覚? 「これが経験なんだなと感じるところはある」/柔道

稽古終了後、増地克之監督(左端)らの訓辞を聞く(中央左から)梅木真美、芳田司、近藤亜美、渡名喜風南=東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター
稽古終了後、増地克之監督(左端)らの訓辞を聞く(中央左から)梅木真美、芳田司、近藤亜美、渡名喜風南=東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター

 柔道の世界選手権(28日開幕、ブダペスト)に向けた女子日本代表の合宿練習が3日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで公開され、48キロ級の近藤亜美(22)=三井住友海上=が「大人」をアピールした。

 「これが経験なんだなと感じるところはある」と近藤。今回が3度目の世界選手権で、昨夏のリオデジャネイロ五輪を含むと4年連続の世界大会出場。「初出場の時は合宿の練習でも全く勝てなくて、私が代表でいいのかと思ったこともありますが、3回目ともなると相手を分析できるようにもなった。大人になりました」と笑った。

 世界選手権に初めて出場したのは19歳。今回、男子66キロ級の阿部一二三(19)=日体大=が、当時の自分と同年代で初めて世界選手権の舞台を踏む。「街を歩くと一二三がいるんですよ」。大手銀行のCMに出演している阿部の注目度の高さに驚く。「写真撮って送りつけたやりました。『またいたぞ、一二三』って」と笑いつつ、「私も19(歳)で(世界選手権に初めて)出て、あれからもう4年かと。(2020年の東京)五輪までいくと25かと。気づくとこんなに年を取っていると感じる。(阿部の妹の)詩とか、良いなと思いますよ、高校生活とか」。少々自虐気味ながら、代表で中心的立場になった自覚を口にした。

 リオで銅メダルに終わり、試合後に「銅メダルでごめんなさい」と口にしたことが後にネット上で話題となり、「他の銅メダリストに失礼」といった批判も受けた。「それは自分の耳にも届いていた。『銅メダルなんか』とは思っていなかったけれど、柔道では金メダルが当然という概念があったので、『申し訳ない』といった」と説明。それでも「間違っていたとは思わない。そこを『銅でもいい』と思ったら柔道家じゃない」と矜持(きょうじ)を示した。

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