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真夏の内閣改造、支持率急降下のいま庶民が興味をそそられる改造劇にはほど遠い

■8月3日 

 真夏の内閣改造・自民党役員人事で3日、永田町は慌ただしい一日になりそうだ。「脱お友達」「挙党一致」の姿勢を示すため安倍内閣に距離を置いてきた野田聖子氏の入閣が内定。一方、五輪担当相だった丸川珠代氏は昨年の党員獲得1000人のノルマに対し、2人だけだったとかでお役御免になった。

 野田氏は総務相への起用が内定したと報じられているが、内閣支持率急降下のいま庶民が興味をそそられる改造劇にはほど遠い。それより「このハゲーッ」の暴言で一躍スターダム?にのし上がった豊田真由子衆院議員のいまの方が、よほど知りたいと思う人が多いのではないか。

 テレビのワイドショーなどによると豊田議員は依然入院中だが、埼玉の選挙区では女性秘書が手書きのメッセージ入りの名刺を持っておわび行脚を始めたとか。議員の指示でなく秘書の自主的な行動というが、そこは疑問符がつく。議員の夫が「妻は選挙命」というだけに次の選挙に向け、じっとしていられなくなったのかもしれない。

 「一線は越えていない」「生き恥をさらして」といったお騒がせ議員の言葉は毒にも薬にもならない。その点「このハゲーッ」は政治への信頼を損ねたことでは同じでも、ハンマーパンチ並みの衝撃で人々の記憶にしっかりと残った。夏場も腐らず流行語大賞の季節まで生き残りそうで存在感だけは大臣級だ。

 とはいえ出たとしても次の選挙の厳しさは言わずもがな。生き馬の目を抜く週刊誌でもその姿はキャッチできず、居場所不明では支援者は言葉のかけようもない。中川俊直議員のように「生き恥をさらす」覚悟があるなら早く姿を現し自分で謝罪するしかない。 (今村忠)

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