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侍ジャパン稲葉新監督、歴代監督に比べ「軽量級」の印象ぬぐえないが良き兄貴分の持ち味を存分に発揮して

■8月2日

 3年後のいまごろ、東京五輪の野球競技は戦いの真っ最中だろう。出場6カ国・地域が2組に分かれて予選リーグを行い、上位2チームずつで決勝トーナメントを争う予定で4試合勝てば金メダルに届く。「時期的にメジャー選手は出られそうもない。日本が金を取って当たり前」との声が早くも聞かれるほどだ。

 そんな至上命題を背負った日本代表「侍ジャパン」の監督に稲葉篤紀氏(44)の就任が発表された。引退して3年。監督経験はないが、選手として2008年北京五輪やWBCで活躍した国際経験が買われた。「選手目線でコミュニケーションを取りながらチームを作りたい」と話した。

 指導者としての集大成でカリスマ性も求められる代表監督のイメージが、前任の小久保裕紀監督から変わった。「侍ジャパン」が独立事業となり、グッズ販売やイベントなどビジネス推進にも付き合える「フットワークの軽さ」が不可欠になったという。一方で長期間拘束する割には待遇が低いともいわれ、大物のなり手がないのも実情のようだ。

 確かに長嶋茂雄、王貞治、星野仙一…といった歴代監督と比べれば新監督は「軽量級」の印象がぬぐえないが、打撃コーチを務めた今年3月のWBCで短期決戦の戦い方、チームの作り方などを前任者の横で見てきた。良き兄貴分として日本ハムの後輩中田ら、若い選手からの人望の厚さにも定評がある。

 自国五輪の名の下、球界あげてのサポートも期待され勝って当たり前の環境になるかもしれないが、勝負事では勝って当たり前が実は一番難しいともいわれる。「金メダルだけしか頭にない」という新監督には、持ち味を存分に発揮してもらいたいものだ。 (今村忠)

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