夏休み特別インタビュー

エッセイスト・阿川佐和子 「結婚、こんなに反響あるとは」 還暦を過ぎて寄る年波はこう迎え撃つ!

何もなかった戦争直後からいつの間にか浮かれた時代に

--当時、阿川さんは30代後半。いわゆるバブル世代(1986年〜91年のバブル景気の時期に就職した世代)よりやや上の世代

「私は戦中派の親に育てられた世代。小さい頃から少しでもぜいたくをしようとすると、半分冗談ですが『国賊者!』とか『ぜいたくは敵だ!』と叱られていました。たとえば、お弁当のふたにお米粒が付いたままにしていると、『全部ちゃんと取りなさい。お米粒1つには神様が3人住んでいらっしゃる』と教育されて。だからお箸でつまみながら『3人、3人』と食べていました(笑)」

「戦争直後には何も食べるものがなかったんだ、ということを親がよく子供に言う。私の父(作家の阿川弘之氏(1920〜2015年))は広島の出身で、原爆で焼け野原になったところがふるさとだったからなおさら。そんな話をさんざん聞かされると、物を粗末にしちゃいけないんだ、金で浮かれちゃいけないんだ、という感覚をもつようになりました」

「それがいつの間にか、世の中みんなが金で浮かれるようになって。全体の空気として、成金の、下品な時代、という印象が強かったですね。そういうぜいたくを経験した後にバブルが崩壊した。なぜ、みんな泣いているのかが、わからなかったですね。私の場合、何も生活は変わらなかったから。バブルの恩恵も被らなかったし、崩壊の苦しみもない。バブルでもギャラは上がらなかったし」

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