主張

中国の言論統制 「プーさん」まで御法度か

 世界中で愛されるキャラクター「くまのプーさん」が、中国のインターネットの投稿サイトなどから一時、消される現象が起きている。

 体形が似ているという、習近平国家主席を風刺するプーさんの画像やメッセージが規制された。秋の共産党大会を前に、中国当局がネット上の検閲を強化しているためとみられている。

 中国共産党の最高指導者への「不敬」にあたるとでもいうのだろうか。政治家を人気キャラクターに擬することすら許されない言論統制に、あきれるしかない。

 削除されているのは、習氏がオバマ前米大統領と歩く姿や、安倍晋三首相と握手する場面など、習氏の首脳外交を風刺した画像の投稿などだ。

 また、プーさんの中国語表記である「維尼熊」を含むメッセージが一時送受信できなくなった。

 当局の言論統制は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の監視などによって行われる。「国家政権の転覆や社会主義制度の打倒」につながる情報の排除を掲げる、サイバーセキュリティー法に基づいている。

 習政権が神経過敏となるのは、政権2期目を迎える次期共産党大会を控え、人事をめぐる派閥抗争が本格化しているためだろう。

 重慶市のトップにあたる孫政才・同市党委員会書記が突然解任された。後任の陳敏爾・貴州省党委書記は習氏の腹心である。

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