日本相撲協会は26日、7月の名古屋場所(9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表し、新大関として迎える高安(27)は東の2番目に就いた。新大関誕生は平成27年名古屋場所の照ノ富士以来で、平成生まれの日本出身力士では初めてとなる。
高安はこの日、愛知・長久手市の田子ノ浦部屋宿舎で会見に臨み、新番付を手に「(大関になって)またひとつ字が大きくなった。うれしい気持ちと責任の重さ、いろんな思いがある。身が引き締まる思い」と気持ちを新たにした。
同じ部屋の横綱稀勢の里をはじめ、12年春場所以来となる4横綱3大関時代を迎える。協会の看板力士となった高安は「しっかり考えていかないと…。協会の名を汚さぬようやっていく」。
会見後には横綱として初めての名古屋場所となる稀勢の里らとともに宿舎となっている大雄院で開かれた横綱稀勢の里、新大関高安の「名古屋凱旋報告会」に出席。高安は「またひとつ上(横綱)をみて頑張る」とあいさつした