大阪市住吉区の路上で26日、高齢男性が頭から血を流して倒れていた事件で、大阪府警捜査1課は29日未明、殺人未遂容疑で同区杉本、無職、武広文(たけ・ひろふみ)容疑者(65)を逮捕した。「踏みつけたりしたが、殺すつもりまではなかった」と供述しているという。
逮捕容疑は26日午後6時50分ごろ、自宅マンション近くの路上で、隣のマンションに住む知人男性(77)の頭を数回踏みつけるなどの暴行を加え、殺害しようとしたとしている。男性は頭を強く打ち、意識不明の重体という。
武容疑者は現場から自転車で逃走。28日午後2時半ごろ、府警住之江署に出頭し、「以前から男性に悪口を言われていた。頭に血が上って男性の頭を踏みつけた」などと事件への関与を認めたという。