滋賀県の男性職員2人が部下の女性職員にセクハラ行為を行ったとして、停職4カ月と同2カ月の懲戒処分を受けていたことが24日、分かった。処分は3月29日付。
県人事課によると、停職4カ月の処分を受けた男性職員は管理職。職場の懇親会やその帰宅途中などに部下の女性職員の腰や太ももを触ったほか、別の女性職員にも業務中に肩を触った。また、1年間に10回ほど、公務で参加したイベントで肩や腰を触るなどのセクハラ行為を行った。
被害を受けた2人は上司に報告し、男性職員は注意を受けたが、その後2人を個別に呼び出し、自らの行為がセクハラに当たるかを直接尋ねるなどしたほか、送別会で2人の腕を複数回触ったという。