20日に行われたプロボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦で判定負けした村田諒太(31)=帝拳=が25日、フェイスブックを更新。同ジム所属でWBO世界Sウエルター級5位の亀海(かめがい)喜寛(34)が、8月26日に米ロサンゼルスで元4階級制覇で同級1位のミゲル・コット(36)=プエルトリコ=と対戦することに言及した。
「こんな心躍るカードが決まるなんて、正に日本人史上最大の試合かもしれません」と興奮した様子。コットは鋭い左フック、左ボディーブローを武器にした攻撃的なスタイルで米国でも評価の高いボクサーだ。「1試合で10億以上稼ぐ超がつくスター選手、ミゲール・コットと、同じジムで練習している亀海さんが試合するなんて、しかも世界タイトル、夢が夢じゃなくなるということの証明です」と素直に喜んだ。
試合は同級王座決定戦になる見込み。「このスーパーファイトがボクシングファンだけじゃなく、大きく広がり、ボクシングの持つ可能性(競技の魅力)が伝わることを強く願います ボクシングには夢がある!」と亀海に期待した。