栃木スキー場雪崩

「危険性」判断、迫られる課外活動 「経験則でなく、専門的立場で」

 高校生7人を含む計8人が巻き込まれた雪崩事故は、教育現場の課外活動で危険性を含むスポーツをどこまで実施するかという課題も突きつけた。

 独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(JSC)によると、平成27年度の課外活動で死亡したのは保育園、幼稚園から高校までで計11人。ほとんどが部活動など運動後に体調不良を訴えて死亡するケースで、柔道部の練習中に畳に頭を打ち付けて死亡する事故もあった。

 過去の主な事例では、22年6月に浜松市の浜名湖で、手こぎのカッターボートが転覆し、中学1年の女子生徒=当時(12)=が死亡した事故がある。

 ボート訓練には中学1年の生徒約90人が参加しており、大雨、強風、波浪注意報が出ていたにも関わらず訓練を決行。波が高くなりボートが立ち往生したため、モーターボートで曳航(えいこう)したところ転覆した。

 元年3月には、長野県白馬村のスキー場付近で、登山経験の少ない教員や高校生らを雪崩が襲った。雪山を体験させる研修会で、生徒は無事だったが男性教諭=当時(24)=が死亡した。男性教諭の友人男性(52)は、今回の事故について「訓練は必ずしも斜面でやる必要はないし、若い命を預かっているのだから中止にするという判断もできたはずだ」と話す。

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