依頼の際には、必ず複数から見積もりを。同協会は「A社は部屋の広さだけ、B社は部屋の荷物を一つずつ確認して話し合うプランの料金かもしれない」。作業員一人の人件費、廃棄物処理費、買い取り分など、細かな明細をみる。利用規約があればより安心だ。
電話の第一声も重要視したい。受け答えは、仕事の基本。さらに、ホームページで代表者と作業する従業員の顔を公開していれば、安心できそうだ。
「故人が女性なら、みられたくないものもあり、女性のスタッフもいるならよい」(同協会)
気持ちに寄り添う話し方や対応をしてくれるかも重要となる。
肝要なのは依頼の際に、「お願したい内容を明確にして、できることとできないことを質問したい。『何でもできます』はトラブルの元。ある荷物を運べないなら、その理由を説明できるところを選びたい」とアドバイスする。 (不動産・住生活ライター 高田七穂)