大阪府警駐車管理課は21日、駐車違反などに適用される放置違反金と自動車税を滞納していた大阪市平野区の無職男性(51)に対し、府の自動車税事務所と合同で乗用車の差し押さえを実施した。合同での差し押さえは初めて。
同課によると、男性は平成24〜27年、駐車違反を3件繰り返し、うち1件分の違反金(1万5千円)が対象となった。男性は自動車税も滞納していたが所持金がなく、合同で車を差し押さえることにしたという。
府内の違反金滞納者に対する車両の差し押さえは今回で15件目。車はインターネットで競売にかけることになっているが、いずれも差し押さえ後に違反金が支払われたため、出品されたことはないという。