産経抄

大学は官吏に弱し 1月20日

 明治政府の要職を歴任していた大隈重信は、北海道開拓使官有物払い下げ事件をめぐって、伊藤博文らと対立する。ついには「謀反人」として追放されてしまう。いわゆる「明治十四年の政変」が起こらなかったら、現在の早稲田大学の存在はなかった。大隈が翌年に開校したのが、前身の東京専門学校である。

 ▼西南戦争が勃発してから、まだ5年しかたっていない。戦いの主力となったのは、西郷隆盛を慕う私学校の生徒たちだった。政府は新しい学校も「謀反人の養成所」と決めつけ、監視をおこたらなかった。早稲田といえば、「反骨」や「在野精神」のイメージで語られてきた。そもそも、「謀反人」が作った学校だから当然である。

 ▼その早稲田がなんと、文部科学省の天下り先となっていた。元幹部(61)が2年前、教授に就任していた。文科省が、元幹部の再就職を組織的に斡旋(あっせん)していたとすれば、国家公務員法に違反する。ほかにも違法な天下りがあったとの報道もある。事務次官をはじめ、現職幹部の処分にまで発展しそうだ。

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