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今季最強寒波が襲来…全国都道府県対抗女子駅伝は選手の健康管理優先で中止でも良かったのでは

9区4.5キロ付近で千葉の松崎を引き離す京都の筒井(左)=15日、京都市北区
9区4.5キロ付近で千葉の松崎を引き離す京都の筒井(左)=15日、京都市北区

■1月17日

 今季最強寒波が襲来中の日曜日の昼下がり…。NHKテレビの全国都道府県対抗女子駅伝を見て震え上がった人も多かったろう。舞台となった京都は前夜からの大雪でレース中も断続的にふぶいて選手の顔さえ見えないときもあった。スリップなどの安全面を考慮して先導は白バイでなく、パトカーが務めたほどだった。

 ほとんどの選手はランニングシャツでアームウオーマーをつけていたが、むき出しの肩が実に寒そうだった。中にはネックもアームもウオーマーはまったくなしで雪まみれの選手もいた。走り終えてすぐ熱い風呂でも入れるならともかく「風邪をひいて熱でも出すのでは」と、よけいな心配をした。

 NHKで解説を務めた金哲彦さんはこう話す。「スタートの西京極の雪を見て中止かと思ったほどで、中継車から選手の顔が見えない状態で解説したのは初めて。気の毒だったが、それぞれ雪対策はしたはずで自分からウオーマーはいらないという選手もいただろう。一部のチームが全員に帽子をかぶらせていたのは正解だ」

 駅伝シーズン真っ盛り。今年は1917(大正6)年に関東、関西の2チームによる京都・三条大橋(東京・上野不忍池ゴール)をスタートした本邦初駅伝「東海道駅伝徒歩競走」から100年。「駅伝発祥の地」となった京都では毎年12月に全国高校駅伝、1月には都道府県駅伝が開かれている。

 今回は未明から除雪作業が行われ、コース外の選手がウオームアップする路地などは地元の人々も協力したという。「駅伝の京都」らしい裏話とはいえ、体のできていない中学生が9区間のうち2区間走るだけに健康管理優先で中止という決断があってもよかった。 (今村忠)

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