【法廷から】「運動会もう1回やれ!」 校長に包丁を突き付けたモンスターペアレント 息子への強い愛情が学校に向かってしまった理由とは…(3/3ページ) - イザ!

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法廷から

「運動会もう1回やれ!」 校長に包丁を突き付けたモンスターペアレント 息子への強い愛情が学校に向かってしまった理由とは…

 校長らが包丁を突き付けられた時間は約30分にも及んだ。その後、母が落ち着きを取り戻したため、2人は座って、また話し合いを再開させたという。

 校長ら3人が帰ることを許されたのは午後8時過ぎ。5時間以上にも及んだ家庭訪問について、校長は後日の取り調べで「殺されると本気で思った。今も仕返しが怖く、夜も眠れない」と振り返っている。

 運動会の2日後、校長らが茨城県警日立署を訪れ、事件が発覚。同日、両親が逮捕された。

 この事件を自宅にいた男児とその姉の長女も目撃している。母親は法廷で「子供たちには悪いことをした。謝りたい」と涙を拭いながら小さな声でわびていた。両親が勾留されている今、子供2人は児童相談所に預けられている。

 その一方で、社会復帰した後の子供たちの将来について裁判官から尋ねられると、母親は「別の学校に行かせたい」と答えている。「それが難しかったら学校の先生たちと落ち着いて話せるか」との裁判官からの問いには、「それは無理だから話し合いはしません!」と大声で答えた。母親の発言からは反省の色が全く感じられず、学校側への態度に改善は見られなかった。

 2人は包丁を突き付けた理由について、母親は「本気で私たちと向き合ってほしかった」と、父親は「長男の顔を思い出し、何とかしてあげなくてはいけないと怒りが込み上げてきた」と説明していた。

 裁判官は父親への被告人質問で「運動会はあなたの子だけが出るものじゃない。1つの家庭の言うことだけを聞けると、社会人として思うか」「子供がいじめられたからって、親が学校をいじめていいのか」と諭したが、父親は黙って聞くしかなかった。

 実は父親は長女が通っていた小学校の教諭2人に対し、椅子をぶつけたり、平手で殴るなどしたとして、平成24年7月に公務執行妨害と傷害の罪で執行猶予4年の有罪判決を受けている。今回の犯行は執行猶予期間が終了してからわずか2カ月後のことである。検察側は論告で「一歩間違えれば重大なけがを負う可能性があった危険な犯行。再犯の可能性も大きい」と指摘し、懲役1年6月を求刑した。

 弁護側は弁論で「何とか息子を救いたかった」と父親の信条を説明し、くむべき事情もあると主張。

 しかし、本当に子供のことを思うならば、短絡的な暴力行為に走るのではなく、家庭と学校が協力し合い冷静に話し合い、問題を解決する必要があったのではないか。裁判を傍聴する限り、これまでの両親にその姿勢があったとは言い難い。強く反省して、今後は親として愛する子供たちの手本となるような大人の姿を見せていってほしい。父親への判決は1月13日に言い渡される。母親への求刑は1月中にも行われる。

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