産経抄

除夜の鐘は騒音か 12月19日

 「走行中、急停車することがありますので、お立ちの方は、つり革や手すりにおつかまりください」。バスの車内で何度も、同じ放送を聞かされてきた。買い物に出かけても、店の中で鳴り響く大音量の音楽に悩まされる。

 ▼家で昼間寝ていれば、竹ざお屋や警察署の広報車にたたき起こされた。たまりかねた哲学者の中島義道さんは、「音漬け社会」との闘いを始める。その顛末(てんまつ)をつづった『うるさい日本の私』は、ベストセラーになった。

 ▼何が騒音なのか。人によって定義は異なる。東京都は昨年、条例を改正して、子供の声を騒音の規制対象から除いた。それでも、「子供の声がうるさい」などと、保育施設にクレームが寄せられ、トラブルが絶えない。保育園の新増設を阻む大きな要因になっているのも、「静かな住宅街」を望む近隣住民の反対である。

 ▼夏の風物詩である盆踊りでも、周辺住民への配慮から、騒音対策が必要になってきた。音楽を電波で飛ばし、踊り手が持参した携帯ラジオとイヤホンで音を聞く、「無音盆踊り」を開催している地域もあるそうだ。

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