主張

有明アリーナ 必要な投資まで惜しむな

 東京都の小池百合子知事は、2020年東京五輪・パラリンピックのバレーボール会場として、有明アリーナ(東京都江東区)を新設すると表明した。

 見直し案が出た水泳、ボート・カヌーを含む3会場とも曲折はあったものの、当初の計画通りに整備される。3会場の計画見直しを通じ、有明アリーナの約65億円を含む計約400億円の経費が削減されたことは成果として評価できる。ただそこに、大事な視点が欠けていないか。

 有明アリーナは、9月に発足したバスケットボールの「Bリーグ」など、室内球技の拠点として期待される。音楽のライブ会場などとして活用の幅を広げれば、市場はアジアにも広がるだろう。だからこそ、高い水準の施設設備が求められる。

 経費削減の過程ではエレベーターやエスカレーターの削減が検討された。身体障害者や高齢者ら幅広い市民が利用することを考えれば移動手段の充実は不可欠な投資である。パラリンピックの会場となることも忘れてはならない。

 コスト削減に傾くあまり、必要なものまでそぎ落とした施設が50年、100年先まで活用に耐え得るのか。大いに疑問が残る。無駄は廃し、必要なものへの投資は惜しむべきではない。

  1. NHK朝ドラ「ちむどんどん」ハワイで成功、3児の母…金吾(渡辺大知)と早苗(高田夏帆)の近況に視聴者興味津々も「賢吉は?」

  2. 残り2話!NHK朝ドラあすの「ちむどんどん」9月29日OA第124話あらすじ 歌子(上白石萌歌)の体調に異変が…

  3. NHK「ちむどんどん」草苅正雄、親子出演に朝ドラファン感動「迫真の演技」「マユちゃん大人になった」

  4. 【安保法案特別委採決】辻元氏、涙声で「お願いだからやめて!」と絶叫 民主、プラカード掲げ抵抗

  5. 立民・辻元氏は「ブーメランのプロ」 旧統一教会関連団体の勉強会参加、維新・馬場氏が苦言 国葬当日、党の公表に「卑劣なやり方」政治学者