主張

ノーベル賞講演 独創育む社会を築きたい

 2016年のノーベル賞授賞式が日本時間の11日未明にストックホルムで行われ、医学・生理学賞に選ばれた東京工業大栄誉教授、大隅良典さんらにスウェーデン国王から記念のメダルと賞状が贈られた。

 授賞式に先だって行われた記念講演(ノーベルレクチャー)で、大隅さんは「科学を何かに役立てるためのものでなく、文化としてとらえ、育んでくれる社会になってほしい」と述べた。

 大隅さんが受賞決定以降に繰り返し訴えてきた日本の基礎研究の現状と将来に対する危機感を、世界に向けて発信したものといえるだろう。大隅さんの栄誉を改めてたたえるとともに、基礎研究を支える国の政策や社会のあり方について考える契機としたい。

 日本人のノーベル賞受賞は3年連続で、2000年以降の受賞者は17人(米国籍の2氏を含む)を数える。受賞ラッシュは日本の科学(者)の独創性と水準の高さを示すが、対象となった業績の多くが20〜30年前の成果であることを忘れてはならない。遠く離れた星の光が何年もかけて地球に届くように、今見ているノーベル賞の輝きは過去の光なのだ。

 現状はどうだろう。大隅さんをはじめとするノーベル賞受賞者が指摘するのは、「成果主義」の弊害である。近年の科学技術政策では、すぐに成果が出せる研究が重視される傾向が強まり、若い研究者が自由な発想で研究に没頭できる環境が急激に失われているというのだ。

  1. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」

  2. NHK「ちむどんどん」賢秀(竜星涼)、矢沢永吉の名曲熱唱に朝ドラファン興奮「アテ書き」「ニーニーの時間は止まらない」

  3. ダルビッシュ、大谷を絶賛「本当にすごいなとしか言いようがない」

  4. ライジングサン、Vaundy欠場→代打・藤井風にファン胸熱「頼り甲斐あるアニキ」「ファン層を理解した上での代打」

  5. 【許さない 未解決事件のいま】(3)ポツンと一軒家の惨劇 私的懸賞で解決願う長男 茨城高齢夫婦殺害