17日の東京株式市場は反発している。日経平均株価の午前終値は、前日比83円38銭高の1万6679円89銭。多くの時間帯で100円前後の上げ幅で推移し、堅調な取引が続いた。前日夜に対ドル円相場が6月24日以来となる99円半ばまで円高ドル安となる場面があったが、その後遺症はなかった。
前々日と前日の2日間で323円の値下がりとなったため、割安感が出た銘柄が買われた。
午前の円相場は寄り付き時の100円付近からじりじりと円安となり、一時は100円60銭台まで下落した。これが株価の上げ材料となり、日経平均株価の午前の高値は126円高をつけた。円相場は午前11時半ごろは100円台半ばで値動きした。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比5.34ポイント高の1303.81。東証1部銘柄の騰落は36%の713の値上がりに対し、過半数である56%の1114が値下がりしている。1部の売買代金は9098億円と連休モードの薄商いが続いている。