20日の東京株式市場は7営業日ぶりに反落した。日経平均株価の終値は、前日比41円42銭安の1万6681円89銭。
前日までの6連騰で1616円の上昇となった過熱感の反動で、利益確定売りが進んだ。特に連騰の柱となっていた任天堂やその関連銘柄の多くが急反落したことで、相場全体を押し下げた。
午前中に一時169円安の1万6554円まで値を下げる場面もあったが、午後は徐々に買い戻しが進み、下げ渋った。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比0.64ポイント安の1330.75。東証1部銘柄の騰落は、50%の976が値上がり、42%の821が値下がりした。
注目の任天堂株は4005円安の2万7765円。下落率は12.6%で、1部の値下がり率トップ。2位マーベラス、3位タカラトミーなど関連銘柄も大きく下げた。しかし一方ではエスケイジャパンやサノヤスホールディングスはこの日も急騰を続けた。