暴力団「工藤会」裁判、「よろしく」で裁判員4人が辞任…組幹部知人と接触、福岡地裁支部

 特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)系組幹部(40)の裁判員裁判をめぐり、被告の組幹部の知人の男が裁判員に接触し「よろしく」などと声をかけていた問題で、福岡地裁小倉支部(中牟田博章裁判長)は裁判員6人のうち4人の解任を決定したことが8日、わかった。裁判員側が辞任を申し出たという。

 裁判員法は、審理に必要な裁判員数を6人と規定しており、残った2人の裁判員に補充裁判員の2人を合わせても、構成人数が足りない。この際、裁判員を新たに選任するか、事件を裁判員裁判の対象から除外し裁判官だけで判決を言い渡す可能性があるが、今後の対応については明らかにされていない。

 地裁小倉支部は解任について「裁判員に身体上、精神上の重大な不利益が生じる」と認め、解任決定を判断したという。決定は7日付。

 この裁判は、殺人未遂罪に問われた工藤会系組幹部が、知人男性に日本刀(刃渡り約75センチ)を突き刺して殺害しようとしたとして、平成27年11月に殺人未遂罪で起訴された。今月10日に裁判員裁判が始まり、12日に結審していた。

 結審後、組幹部の知人とみられる人物が裁判員に「よろしく」という趣旨の言葉を掛けていことが判明。裁判員法は、裁判員への威迫や請託を禁止しており、地裁支部は今月16日に指定していた判決期日を取り消し、この言葉掛けが裁判員への威迫行為に当たるかどうか調べていた。新たな判決期日は決まっていない。

 これまで、工藤会幹部らが被告となった事件では、地裁は過去5件について「裁判員に危害が加えられる恐れがある」として、裁判員裁判の対象から除外する決定をしている。

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