体制や運用に課題残しスタート 「刑の一部執行猶予」制度

 「刑の一部執行猶予」制度は、再犯率が高いとされる薬物依存者の社会復帰への受け皿などとして期待される。一方で、立ち直りの支援体制は脆弱(ぜいじゃく)。適用対象も裁判官の裁量に委ねられており、制度運用がどこまで広がるかは不透明だ。

 制度では、刑の途中で執行猶予期間に入り、刑期を過ぎても保護観察を受けられる。刑の7~8割の期間を服役し、残りを執行猶予とすることが想定される。

 導入の背景は薬物犯罪を中心にした高い再犯率。犯罪白書によると、平成22年に刑務所を出所したうちの38.6%が5年以内に再び入所。覚せい剤取締法違反事件に限れば48.6%とさらに高い。また全国の受刑者数は、平成18年に昭和31年以降で最多の約8万1千人を記録して以降、減少が続き平成26年末で約6万人になったが、依然として高い水準。受刑施設の負担減も狙ったとみられる。

 今後の課題は、ここ数年ほとんど増加していない全国に約1千人いる保護観察官と約4万8千人のボランティア保護司の充実。薬物依存者を支える民間団体との連携や出所者の雇用拡大なども必要だ。

 制度の対象は限定されておらず、導入の趣旨を踏まえれば性犯罪や窃盗罪などにも適用があるとみられる。ただ、専門家による治療など再犯防止策が明確な薬物犯罪以外は、「社会更生プログラムのあり方など、類型化が難しい。事件ごとに一部執行猶予が妥当かを判断するしかない」(ベテラン刑事裁判官)といい、その広がりは不透明だ。

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