19日午前10時ごろ、大阪府箕面市内の新名神高速道路建設工事現場で、箕面有料道路に橋桁を支える資材が箕面有料道路に倒れた。けが人はなかったが、箕面有料道路が上下線で通行止めになっている。復旧の見通しは立っていない。
新名神では先月22日、神戸市北区の工事現場で橋桁が落下して10人が死傷する事故があったばかり。
19日午前10時ごろ、大阪府箕面市下止々呂美の新名神高速道路の工事現場で、建設中の橋桁を支える資材が倒れ、立体交差の下を通る箕面有料道路に落下した。西日本高速道路や地元消防によると、車への接触やけが人はない。
西日本高速道路や工事の担当会社によると、倒れたのは、鉄製の支柱を組み合わせた「ベント設備」と呼ばれる土台で、仮の橋脚として用いていた。
箕面有料道路を管理する大阪府道路公社によると、倒れた資材は高さ?㍍前後。路面がふさがれたため同公社は上下線を通行止めとした。資材の落下前後に現場を通った車はなかったという。