酒を飲んで車を運転中に追突事故を起こして相手にけがをさせたとして、大阪府警高速隊は19日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で会社員、相沢昴佑(こうすけ)容疑者(23)=同府藤井寺市藤ケ丘=を逮捕し、容疑を同法の危険運転致傷などに切り替えて送検したと発表した。「酒を飲んで運転はしたが、事故のことは覚えていない」と供述している。
送検容疑は4月29日午後5時45分ごろ、大阪市阿倍野区昭和町の阪神高速松原線で、酒を飲んでワゴン車を運転し、前方にいた同府柏原市の男性会社員(26)が運転する乗用車に追突。頸椎ねんざなど全治2週間のけがをさせ、そのまま逃走したとしている。
高速隊によると、相沢容疑者は事故前に知人の結婚式に出席、酒を飲んだ。この事故の直後にも別の男女2人に軽傷を負わせる追突事故を2件起こしたとみられ、裏付けを急いでいる。