日本航空(JAL)グループのジェイエアが運用するエンブラエル170のシステム部品に不具合が発生し欠航が相次いだ問題で、ジェイエアは13日、拠点とする大阪(伊丹)空港発着便を中心に30便が欠航すると発表した。新たに3機について同様の不具合が見つかったためで、14日も鹿児島-伊丹便1便の欠航が決まった。
これで不具合が発生した機材は8機となった。同社によると、この3機は、同型機に不具合が発生した11日に地方空港に駐機しており、目視検査で異常は見つからなかった。12日に通常どおり運航した後に伊丹で精密検査を実施したところ、同様の不具合が発見されたという。原因については「引き続き検証中」としている。