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第11代かごしま親善大使の後野有香さん(24)が産経デジタルのイザ編集部を訪れ、東京スカイツリータウン(東京都墨田区)で開催中の鹿児島市のイベントをPRした。
イベントでは約15キログラムの桜島大根を展示する。31日に鹿児島市で行われる「世界一桜島大根コンテスト」で優勝した大根も2月1日午後から展示される予定だ。
鹿児島といえばNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」でディーン・フジオカが演じた明治初期の経済人、五代友厚が話題。後野さんは「素晴らしい方だと思います」と郷土の偉人をアピールする。市の担当者も「西郷隆盛や大久保利通と比べると五代の情報は少ない。『篤姫』のドラマ効果で(御年寄の)幾島の墓が見つかった例もあるので、これからの発見に期待したい」と話し、2018年に150周年を迎える明治維新の記念事業をいっそう盛り上げていきたいと語った。
昨年は桜島噴火の影響で観光客の足が遠のいた鹿児島市だが、警戒レベルが噴火の前よりも下がったのを受け、歴史・グルメといった豊富な観光資源で巻き返しを図っている。後野さんは「桜島大根のおでんや煮物は絶品です。スカイツリーのレストランでも本場の味を楽しめるので、ぜひお越しください」と来場と鹿児島観光を笑顔で呼びかけた。イベントは2月4日まで。