日本中を巻き込んだ人気アイドルグループ、SMAPの解散騒動。空中分解は何とか回避されたが、所属するジャニーズ事務所も大きな改革を迫られている。SMAPとともに独立を画策した女性マネジャーは計画が頓挫して近く事務所を離れる。女性マネジャーから独立することになったSMAPの新章はどのように描かれていくのか。
新たなスタートを切ったSMAP。育ての親ともいわれ、クーデターを計画した女性マネジャーは、予定していた退社時期を早め、今月中にも事務所を去る。
木村拓哉(43)が事務所残留を決め、5人そろって独立するという目算が外れた女性マネジャー。窮地に立たされた中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)を守るために、辞めるほか道はなかった。
すでに中居ら4人が残留の道を模索していた今月6日、フジテレビ「SMAP×SMAP」の収録現場で、女性マネジャーがメンバーと対面し、号泣する場面があった。
22日付スポーツニッポンによると、このとき女性マネジャーは「私はもう身も心もボロボロ」と口走ったという。
これまで、ジャニーズ事務所には多くの子会社が存在していたため派閥の温床になっているとの指摘があった。女性マネジャーが取締役を務めていた「ジェイ・ドリーム」もそのひとつで、業務内容はSMAPの映像管理・制作。事実上、解散騒動の拠点となっていたようだ。