鷹の「マツダ」にＷソックスが照準　ソフトＢは２５億円で引き留めへ

　柳田のチームの先輩で、このほど海外ＦＡ権を行使して米球界移籍を目指している松田宣浩内野手（３２）に対し、ホワイトソックスが獲得への興味を示しているという。

　松田にはパドレスが興味を示し、先月には球団首脳が福岡を訪れ、熱烈に入団を勧めたとされている。だが、このほど米ＣＢＳスポーツが「ホワイトソックスとパドレスがマツダに興味」と報道。スポーツ専門局ＥＳＰＮも「ホ軍のレーダーがマツダをとらえている」と紹介している。

　また、これまでもホ軍のハーンＧＭがＭＬＢネットワークで「（来季の三塁は）現在いる選手をコンバートするか、まだ米国でプレーしていない選手と契約するかだ」と話している。米テネシー州で開催中のウインターミーティングでは松田への本格調査を行っているもようだ。

　一方、ソフトバンクは松田に残留を求め、４年総額２５億円の大型契約を提示している。そこに米球団が正式に参戦となれば、日米での争奪戦が繰り広げられることになる。