MLBのHPでも「あり得ない」状況が紹介され、「お気に入りのゴルフコースは…ペトコ・パーク」と題して、「このスタジアムは投手が嫌うところだったが、ゴルファーにはどうか? 開場の日、1500人がこのリンクスを楽しんだ」。「9つのホールのうち、6つが高い位置にある観客席がティーショットする。特に5番はスタジアム全体を見下ろす爽快な第1打を打てる」と、実際にプレーしたゴルファーをうらやましがっている。
球場とゴルフといえば、日本でも神宮第2球場がゴルフ練習場となっているというケースはある。ただ、常設の本拠地をゴルフ場にしてしまうことはない。コンサートやイベントに使われるのが普通。
ペトコ・パークは2004年に開設された。スタジアムのHPによると、地元サンディエコゴ市が建設費を工費で負担した。パドレスが所有権の30%を持つ。全面天然芝のグラウントだ。
MLBのHPによれば、「当初、3日間限定のゴルフコースだったが、1500人の予約がわずか3時間で埋まってしまい、2日拡大された」という。
同じ天然芝を使っているとはいえ、何ともやることが違う。それにしても、本塁後方からバックスクリーンに向かって、一度ティーショットを打って見たいもの。