【ボカラトン(米フロリダ州)8日(日本時間9日)】米大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議が9日(同10日)から12日(同13日)まで行われ、ストーブリーグが本格化する。現地に入ったマリナーズのジェリー・ディポトGM(47)は、1580万ドル(約19億4340万円)のクオリファイング・オファー(QO)をした岩隈久志投手(34)について、引き留めが今オフの最優先事項であることを強調した。
GM会議に備えて前日入りしたディポトGMは岩隈について「彼との再契約は最も重要なことだ。私の最初の仕事になるだろう」と力説した。今季途中まで同じア・リーグ西地区のエンゼルスでGMを務め「本当に厄介だった。技巧派で、リーグ屈指の制球力がある」と評価。既にQOを行い、規定額の1580万ドル(約19億4340万円)を提示。岩隈は複数年契約を希望しているとみられ、今後の交渉が注目される。