【トロント(カナダ)14日(日本時間15日)】米大リーグはア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)2試合を行い、川崎宗則内野手(34)の所属するブルージェイズ(東地区)はレンジャーズ(西地区)に6-3で勝ち、2連敗後の3連勝で1993年以来、22年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。ロイヤルズ(中地区)はアストロズ(ワイルドカード)に7-2で勝って3勝2敗とし、2年連続の進出を決めた。
七回、1点差を追いついた直後、バティスタが3ランを放ち、シリーズ突破を一気に引き寄せた。「劇的な試合だった。感情を揺さぶられた」と主砲は興奮気味に振り返った。出場登録選手から外れた川崎は主力とともにシャンパンファイトの中心になって喜んだ。2連敗後の移動バスの中でダンスを披露し、チームを元気づけた34歳は「俺も一緒に戦った。最高の仲間に恵まれた」と大興奮だった。