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幅広い知恵を結集し、より豊かな社会の実現を目指す財団法人ネクストウィズダムファウンデーション(NWF)は10日、東京・南青山の屋外コミュニティースペースで、経営者、学者、文化人らが、経済の課題を来場者を交えて語り合うイベント「青空ケイザイ祭」を開いた。
イベントは、開放的な屋外スペースが会場で、来場者は軽快な音楽が流れる中、飲食をしながら、登壇者のトークを楽しむ野外音楽イベントスタイルで開催。ネクストの井上高志社長、カフェ・カンパニーの楠本修二郎社長、アライアンス・フォーラム財団の原丈人代表理事、ランサーズの秋好陽介社長ら9人の論客が3テーマに分かれて登壇した。
登壇者からは「現在の株主資本主義は限界。公益資本主義への転換が必要」「世の中の問題を『他人事』から『自分事』にするだけでなく、さらに『社会事』と捉え直してほしい」など提言が相次ぎ、学生を含め約100人の来場者はメモをとったり、うなずいたりしていた。
NWFの代表理事を務めるネクスト井上社長は「より多くの人が幸せになるためにどうしたらいいかを、これからも追求したい」と開催の趣旨を説明した。NWFは今後も、趣旨に沿ったイベントを開催する計画だ。