正論

汚職蔓延する中国経済の深刻度 青山学院大学特任教授・猪木武徳

 社会主義国家の経済統計の信頼性の低さは、すでに旧ソ連時代の国民所得統計がそれを証明していた。生産目標値(ノルマ)と実現値の混同(同一視)だけでなく、地域ごとの生産額が想像を絶する杜撰(ずさん)さで集計されていたことを専門家は指摘している。

 したがって国内総生産(GDP)の成長率そのものではなく、その増加や減少の「勢い」を見て、何が起きているのかを推量するしかないのだ。

 《成長のボトルネックとなる腐敗》

 ただし、相手のある貿易の統計はまだマシだと考えられる。ちょうど政治家の「日記」に虚偽が認められても、相手のある「書簡」にはウソは少なく、資料価値は高いとみなされるのと似ている。

 ではその貿易統計は近年の中国経済について何を語っているのだろうか。5年前の輸出の対前年成長率は3割を超えていたにもかかわらず、昨年は対前年比6%にすぎない。この輸出の不振が人民元切り下げの最大理由であったことは言うまでもない。

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