球界ここだけの話(297)

広島・大瀬良、九共大進学の弟にアドバイス「野球部だけの4年間は寂しい」

大学進学する弟へ、温かいまなざしでエールを送る広島・大瀬良
大学進学する弟へ、温かいまなざしでエールを送る広島・大瀬良

 9月に入り各チームとも中継ぎはフル回転中。雨天中止の多い広島は他球団よりも厳しい日程が続いており、それだけに負担も大きい。

 今季途中から中継ぎに転向した広島・大瀬良大地投手(24)にとっても例外ではない。それでも「ひとつも(試合を)落とせない状況でチームのためになるのであればどこでも投げる」と連投はもちろんのこと、イニングまたぎも苦にすることはない。

 シーズン途中からという難しさをはねのけ、ブルペンでの地位を築き上げた。残りシーズンも欠かせない存在なのは間違いないが、個人的な記者の質問に表情を明るく話をしてくれた。

 「(弟の)優人は(母校の)九州共立大に進学予定です。すごい先輩も多いですし、1、2年で背番号をもらえるかは彼次第。いい手本、いい先輩を見つけてほしい」

 長崎日大高では兄と同様にエースでもあった弟・優人(3年)は今夏、甲子園の切符を手にすることはできなかった。高校生活最後の試合となった7月16日の長崎南山戦では、兄は新幹線の始発で遠征先の神戸から駆けつけたが、投球には間に合わず。しかし、ベンチで仲間を励ましあう弟の姿が背番号「14」の目に焼きついている。

 「大学では野球部だけの4年間は寂しいと思うので、授業でしか接することができない友達との時間も大事にしてほしい。それに文武両道じゃないですけれども、勉強をしっかりとすることによって大好きな野球も頑張れると思う。プロを目指していると思うので4年間、妥協せずにやってほしい」

 弟を見守る視線は誰よりも温かい。自らと同じ道程をたどるだけに、右腕にとっても大いに励みになるに違いない。(広島担当・玉木充)

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