心斎橋通り魔公判

被告「私にふさわしい刑は死刑」 

 大阪・心斎橋の路上で平成24年6月、男女2人を刺殺したとして、殺人罪などに問われた無職、礒飛(いそひ)京三被告(39)の裁判員裁判の公判が16日、大阪地裁(石川恭司裁判長)で開かれた。礒飛被告は被告人質問で「私にふさわしい刑は死刑しかない」と述べた。

 この日は殺害された音楽プロデューサー、南野信吾さん=当時(42)=の父、浩二さん(71)が被害者参加制度を利用し、質問に臨んだ。「質問は1つ。私の長男を殺害した責任をどうやって取るのか、覚悟を聞きたい」と問いかけると、礒飛被告は「私のした行為は残酷で残忍で許されない。私にふさわしい刑は死刑しかないと思う」と述べた。

 犠牲者や遺族に対しては「一生謝り続けても償えない、取り返しのつかないことをした。申し訳ありません」と繰り返し謝罪した。続いて浩二さんら遺族が意見陳述し、改めて極刑を求めた。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 「SMAP再結成」を阻む、中居と木村深い溝 「木村だけは許さない」と漏らし…

  2. “誰も傷つかない”新SNS「DYSTOPIA」が「面白そう」「愚痴ったら全く違う文章に」と話題 

  3. 【主張】玉城氏の海外演説 日本の知事の資格を疑う

  4. 美川憲一、ジャニーズ性加害問題「ずーっと知ってましたよ。どっぷりでしたから」 芸能界ご意見番が「ドラマチックシャンソン2023」本番前に〝衝撃告白〟

  5. ロシア軍〝弾切れ〟目前 年明けにも備蓄尽き…ウクライナに全土奪還される可能性 イランや北朝鮮からの供与なく軍の士気低下も

今、あなたにオススメ