メッツ5-8ジャイアンツ(10日、ニューヨーク)米大リーグ、ジャイアンツの青木宣親外野手(33)がメッツ戦に「1番・左翼」で出場し、5打数4安打と今季2度目の1試合4安打をマーク。連続試合安打を7に伸ばし、今季23度目のマルチで打率も・333に上昇した。今季通算75安打は堂々ナ・リーグ単独2位と好調をキープ。不動の1番の活躍で、ジ軍は8-5で勝利した。
前日9日、同僚ヘストンが無安打無得点試合を達成した歓喜の中で、2安打を放っていた青木がこの日は4安打。一回、右腕ハービーの高めの152キロに力負けせず、右前に弾き返すと、三回は内角の球に詰まりボテボテの当たりとなったが、足で稼いで捕前内野安打とした。
五回の第3打席はニゴロに倒れたが、七回は左腕のA・トーレスの外角スライダーにうまくバットを合わせ、左前に流し打つと、九回の第5打席も左腕リーザーシィッチの外角球をまたも左前に痛烈なライナーで運び、5月26日のブルワーズ戦に続き、今季2度目の4安打固め打ちを完成。これで今季75安打とし、ナ・リーグ2位。青木のバットの勢いは止まらない。
青木は「ハービー? いい投手だし、初めての対戦でしたが、打つことができて良かった。真っすぐに振り負けないようにと思った。4安打? 気持ちがいいもんだと思う。とにかく集中して打席に立っているのは間違いない」と話した。