大相撲夏場所中日(17日、両国国技館、観衆=1万816)左ひざに全治2カ月の大けがを負い、不安を抱えながら強行出場している遠藤は、誉富士の強烈な左のど輪で上体を起こされ、押し倒された。前日初白星を挙げたものの、これで7敗目。あとがなくなった。支度部屋ではいつものように、目を閉じて無言を通した。朝の稽古場では連日、幕下力士に胸を出してこの日も8番取り、場所前の稽古不足を補っている。