レジェンド・旭天鵬が抱える2つの爆弾 尿路結石と十両落ち危機

 大相撲界のレジェンド、旭天鵬(40)がまた新しい勲章を手に入れた。5日目(14日)、幕内出場1445回を記録し単独史上1位になった。

 「記録という記録は全部、モンゴル勢に塗り替えられちゃうよ」と大相撲関係者はため息をつくが、その多くを平幕で過ごし、これだけの出場回数を記録するのは大変なことだ。

 その秘密はどこにあるのか。それを垣間見せたのが、今年正月に出演した民放テレビのスペシャル番組だった。背筋測定コーナーに登場すると296・5キロを記録し、並みいる若手力士を退けてあっさり優勝した。成人男子の平均が140キロだから、ざっと2倍だ。ちなみに2位は白鵬の278キロ、3位が栃ノ心の265・5キロ。参加者たちは「ホントに40歳ですよね」と驚いていた。

 すんなりしたソップ型。あまり怪力の持ち主には見えないが、やっぱりこれだけ頑張れるのには、それなりの裏付けがあるのだ。

 そんな旭天鵬が今、2つの爆弾を抱えている。1つは長さが1・7センチもある尿路結石だ。場所前の精密検査で見つかったもので、あまりにも大き過ぎて処置できず、場所後に本格的に治療することにしているが、もし、この発作が起これば相撲どころではなくなる。

 2つ目は十両落ちの危機だ。すでに幕内から陥落すれば引退を表明しており、幕尻まであと2枚。7勝以上しなければ幕内出場記録もストップすることになる。はたして、これらの危機をクリアできるのか。(大見信昭)

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