日本女子ゴルフツアーの今季メジャー初戦「ワールドレディス サロンパス杯」が7日から4日間、茨城・茨城GC東C(6550ヤード、パー72)で行われる。5日は、予選ラウンドの組み合わせが発表され、今季国内初出場の宮里藍(29)=サントリー=は前年優勝の成田美寿々(22)=オンワードHD=と米ツアー3勝のジェシカ・コルダ(22)=米国=と同組になった。
リラックスした表情が今季国内初戦を前にしての手応えを物語る。昨年の不振の原因になっていたパットが復調していることについて藍は「(パッティングに対して)全体的にはチャンスがあるところで決められるまでになってきたのが昨年との違いかな」と語った。
この日は今季1勝を挙げている渡辺彩香らとイン9ホールをプレー。同じブリヂストンスポーツと用具契約をする渡辺を評して「飛距離がすごいですよね」。海外メジャー大会出場を目指す21歳とは前日の夜、茨城・つくば市内で会食。しゃぶしゃぶに舌鼓を打ちながら、海外での経験を語ったという。
「日本であまり試合に出場していないので、上位争いがしたい」
国内での試合は昨年10月以来。「強い藍」を日本のファンの前で見せつける。 (石井文敏)