日本の議論

真っ直ぐ立てない子供たち「まるでゴリラ」…足指に異変も 

 浮き指になる原因は、赤ちゃんのときに、つかまり立ちや、つたい歩きをしない▽幼児期や学童期に歩く距離が短い▽足の指を使う雑巾がけなどの運動をしなくなった-などが原因として考えられるという。

 「浮き指」があると、足の前方に力が入らないため、かかとに重心がかかり、バランスを取るために、体は膝を曲げ、腰が落ち、肩が前に出る猫背になりがちだ。

 「膝を曲げて、手をぶらぶらさせて歩くのは、ゴリラの姿勢。体つきはスリムで手足は長いのに、姿勢はよくない。進化というより退化している印象」と小澤教諭。23年の同小学校の調査では、足の裏のアーチが形成されない扁平(へんぺい)足の疑いがある児童も4人に1人(24・4%)に上った。

姿勢を正しく

 背中を丸め座る猫背の子供たちも増えている。

 教室を見学すると、背筋を伸ばして座っている児童がいる一方、椅子に浅く座り、背もたれにだらりと体重を預けたり、背中を丸めてノートを書いたり…とバラバラ。座り姿勢が乱れている子供の足は、つま先立ちをしていたり、上靴を脱いだり、足を組んだり…で、床にきちんと足を置いている子供は少ない。

 同小学校では、23年から、児童の健康増進の取り組みのひとつとして「姿勢指導」を始めた。小澤教諭が考案した姿勢体操を毎日行い、姿勢のチェックをするのだ。

 姿勢が悪いと、肩こりや腰痛なども引き起こし、長時間落ち着いて立ったり座ったりすることが難しくなる。

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