けん玉演歌歌手として人気急上昇中の三山ひろし(34)が4日、東京・新宿JAMで行われたロックフェスに出演。天狗(てんぐ)の面をかぶった男性5人組、this is not a businessとコラボして1日限定でロックバンドを結成した。
35年の歴史を誇る同ライブハウスのステージに演歌歌手が立つのは史上初。約200人の大歓声の中、おなじみのはかま姿で登場し、「行くぜ!!空まで飛んでいけ!!」とシャウト。新曲「お岩木山」のロックバージョンをけん玉検定2段の腕前を存分に見せつけながらノリノリに披露した。
コラボは同じレコード会社に所属するthis is not a businessから「人気にあやかりたい」と加入を依頼されて実現。
三山は「驚きの連続。ヤバイっす。エネルギーを感じました」と感慨深げ。NHK紅白歌合戦出場を目標に掲げ、「ぜひ、出たい。もし紅白に出られるなら(お岩木山の)ロックバージョンをやりたい。激しいけん玉も練習したい」と熱く抱負。三山が「一緒に頑張りましょう」とバンドメンバーに呼びかけると、リーダーの加藤小判は「大先輩にあやかりたい」と大喜びしていた。