レッドソックス2-3ヤンキース(1日、ボストン)米大リーグ、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(39)が、レッドソックス戦の2-2の八回一死、代打で登場し、田沢純一投手(28)から今季6号ソロを放ち、通算660本塁打で大リーグ歴代4位のウィリー・メイズに並んだ。試合は3-2でヤ軍が勝ち、田沢は今季初黒星を喫した。
ロドリゲスは同点の八回一死無走者で、代打で登場。ライバルチームのボストンのスタンドからは、大ブーイングが沸き起こった。この回からマウンドに上がった田沢は、動揺したように、3球続けてボール。そして、ストライクを取りにいった4球目の真っすぐを、ロドリゲスは狙いすましたようにフルスイング。打球は弾丸ライナーで左翼のグリーンモンスターを越え、勝ち越しソロ本塁打となった。
田沢は、2009年の8月7日、メジャー初登板でAロッドにサヨナラ本塁打を浴びていたが、この日もメモリアルアーチを献上してしまった。Aロッドは、762本のバリー・ボンズ、755本のハンク・アーロン、714本のベーブ・ルースに次いで、660本でメイズと並び歴代4位となった。
「(ロドリゲスには)カウントが悪かったのでフォアボールでも良かった。一発がいけない場面で、もったいなかった。しっかり反省しないといけない」