【ニューヨーク29日(日本時間30日)】米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(26)が右手首と右前腕部の炎症のため、15日間の故障者リスト(DL)に入ってから一夜明け、ジョー・ジラルディ監督(50)がつるしあげにあった。
試合前の監督会見では「寒さが原因か?」などの質問が次々と飛んだ。
「どちらかというと右手首より右前腕部の張りの方が心配。昨年のけがと関連があるかは分からない。祈るしかない」
原因として考えられているのが23日(同24日)のタイガース戦。タ軍のデービッド・プライス投手(29)はツイッターで「(気温0・5度の)デトロイトで投げたことから始まった」と指摘。米メディアはこの見解も引き合いに出し指揮官の責任を追及した。
「デトロイトで何かあったかといえば、100%でノーとはいえない」などと釈明したジラルディ監督。田中は5月1日(同2日)からのレッドソックス戦(ボストン)の遠征には同行せず、本拠地で治療に専念する予定だ。