大相撲夏場所(5月10日初日)横綱審議委員会による稽古総見が29日、東京・両国国技館で一般公開で行われた。約7000人の観客が見守るなか、新小結逸ノ城が、横綱白鵬から三番稽古(同じ相手と何度も取る)の相手に指名され、9番取って1勝8敗。「何もできなかった…」と振り返った。ぶつかり稽古では、白鵬から10分間の「かわいがり」も受け、体は砂まみれで真っ黒だった。