AKB48の高橋みなみが24歳の誕生日を迎えた8日、東京・青海のZepp Tokyoで初のソロライブを行った。
12月に卒業を控え、「第7回選抜総選挙」(6月6日開票、福岡ヤフオクドーム)が最後の総選挙となるが、「いちメンバーとして、最後のこの年に1位を取りにいきたいです」と宣言。これまで口にすることがなかった総選挙での目標順位を、初めて明言した。
「総監督はメンバーっぽくない」。昨年までは立場を気にし、ほかのメンバーと一緒に出馬するべきか悩んだこと、目標順位を素直に言えなかったという胸の内を告白。 「私がこんなこと言っちゃいけないと思ってるんだけど…」と声を詰まらせながら、「最後だからさ、総監督とか関係ないよね。今年はみんなと一緒に1位を取りたいです。私だけじゃなくて、みんなであそこの場所に立ちたい。最後、見せつけてやろうぜー!」と気勢をあげた。
フジテレビ系「新堂本兄弟」(昨年9月終了)で共演したT.M.Revolutionこと西川貴教(44)もゲスト出演。西川がその場で高橋の「後援会長」を名乗り、「今日は最後のお願いにやってまいりました」と演説する一幕もあった。
ステージでは新曲「孤独は傷つかない」(発売日未定)を初披露したほか、憧れの歌手、中森明菜(49)の「少女A」のカバーなど20曲を熱唱。AKB卒業生で盟友の前田敦子(23)からは、祝福メッセージも届いた。
卒業後、ソロ歌手を志望している高橋は「AKBにいる間にソロコンサートができてよかった」と感無量の表情。「皆さんに支えてもらいながらステージを作る幸福感をすごく感じました。いつかもっと遠い大きい場所(ステージ)に連れて行けるように、頑張りたいと思います」と涙ながらにファンに感謝した。