産経抄

五輪野球の夢 12月10日

 昭和62年のシーズン後、阪神監督を解任されてからちょうど1年たっていた。久しぶりにマスコミの前に現れた吉田義男さんの口から、仰天発言が飛び出した。「来年から、パリでユニホームを着まっせ」。

 ▼4年後のスペイン・バルセロナ五輪から、野球が正式種目となる。出場をめざすフランス代表チームの指導を頼まれたのだ。言葉が通じない。自己中心的なフランス人気質にも戸惑った。7年間の滞在は、苦労の連続だった。

 ▼結局、五輪出場はならなかったが、野球人口は確実に増えていった。代表監督も務めた吉田さんは、「やがて世界の舞台に躍り出てくる」と予言する。確かに、今年9月にパリ郊外で行われた親善試合で、フランスチームは実力を見せつけた。今夏の都市対抗野球で優勝した西濃運輸に、8-7でサヨナラ勝ちを収めたのだ。

 ▼西アフリカのガーナに赴任した国際協力機構(JICA)職員が、現地の代表チームの監督を引き受けて奮闘したエピソードを、以前コラムで紹介したことがある。そのガーナと東アフリカのウガンダでは今年、本格的な野球場が完成した。

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