【フェニックス(米アリゾナ州)12日(日本時間13日)】日米野球第1戦で先発した広島・前田健太投手(26)の好投が当地でのGM会議で話題になった。
アストロズのジェフ・ルノーGM(48)は「とても価値のあるいい投手。(金子や鳥谷より)前田の方に興味がある。日米野球で彼が投げる映像を見て、投球をわかっていると感じた」と絶賛。フィリーズのルーベン・アマロGM(49)が「非常に有能な投手」と話せば、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成部取締役(37)も「日米野球の投球を見た。いい投手だね」と高く評価した。
前田の評価は昨年のワールド・ベースボール・クラシックで高くなり、今回の快投で再上昇した形だ。当初希望していた今オフのポスティングシステムでの米大リーグ移籍は広島が容認しない方針。メジャー挑戦は1年先送りになる見込みだが、今後も変わらず、米国からホットな視線を送られそうだ。