日米野球第1戦(侍ジャパン2-0米大リーグオールスター、侍ジャパン1勝、12日、京セラドーム大阪)強力打線が沈黙した。米大リーグ選抜が2000年11月9日以来、14年ぶりに日米野球で零封負けの屈辱を味わった。
「とにかく、侍ジャパンの素晴らしいピッチングが光った試合だった」
ファレル監督は日本の投手陣に脱帽した。自慢の打線はわずか3安打に押さえ込まれた。3者凡退は4度、得点圏にも2度しか走者を進められなかった。
指揮官は「前田、牧田、大谷とスタイルの違う投手が続けて出てきたので、つかみきれなかった」と分析。11日の阪神・巨人連合との記念試合(甲子園)では3本塁打を含む14安打8得点と爆発したが「昨日(11日)よりも一枚上だった」と侍ジャパン投手陣の実力に舌を巻いた。
親善試合を含めた残りは5試合。時差ぼけ解消などで体調がととのえば本領を発揮するはずだ。 (清水公和)